ブログ
ブログ
つらい肩こり、その原因は?整骨院での施術で解消!効果的な治療法を解説
2025/01/18
慢性的な肩こりに悩まされていませんか?肩こりは、デスクワークやスマホの使いすぎなど、現代人の生活習慣と密接に関係しています。放置すると頭痛や吐き気、自律神経の乱れに繋がることも。
このページでは、肩こりの原因を詳しく解説し、整骨院でできる効果的な治療法を紹介します。肩こりは、原因に合わせた適切な施術を受けることで改善が期待できます。
整骨院では、マッサージや整体といった手技療法だけでなく、電気療法、温熱療法、運動療法など様々なアプローチで肩こりの根本改善を目指します。
さらに、整体院や接骨院との違い、保険適用に関する情報、自宅でできる効果的なストレッチ方法、日常生活での改善策なども網羅的に解説。肩こりの原因を理解し、最適な治療法を見つけることで、つらい肩こりから解放され、快適な毎日を送りましょう。
1. 肩こりの原因を特定!放っておくとどうなる?
肩こりは、国民病とも言われるほど多くの人が悩まされている症状です。その原因は実に様々で、日常生活の何気ない行動や、時には重大な病気が隠れているケースもあります。
肩こりの原因を特定し、適切な対処をすることは、健康な生活を送る上で非常に重要です。放っておくとどうなるのか、具体的な原因と併せて見ていきましょう。
1.1 日常生活で起こる肩こりの原因
肩こりは、日常生活の様々な要因が積み重なって引き起こされます。特に、現代社会においては、下記のような原因が肩こりを誘発しやすいと言えるでしょう。
1.1.1 デスクワーク
長時間のパソコン作業やデスクワークは、同じ姿勢を続けることで首や肩の筋肉が緊張し、血行不良を引き起こします。また、キーボードやマウス操作による腕や手の疲労も、肩こりに繋がることがあります。
特に、画面との距離が近すぎたり、椅子や机の高さが合っていない場合は、猫背になりやすく、肩への負担が増大します。
1.1.2 スマホの使いすぎ
スマートフォンを長時間使用する際は、うつむいた姿勢になりがちです。この姿勢は、首や肩に大きな負担をかけ、筋肉の緊張や血行不良を招き、肩こりの原因となります。
また、スマートフォンの画面を凝視することで、眼精疲労を引き起こし、それが肩こりに波及することもあります。
1.1.3 猫背などの悪い姿勢
猫背や前かがみの姿勢は、肩甲骨が外側に広がり、肩や首の筋肉に負担がかかりやすくなります。長時間のデスクワークやスマホの利用だけでなく、普段の立ち姿勢や座り姿勢にも気を配ることが大切です。
1.1.4 運動不足
運動不足は、筋肉の衰えや血行不良を引き起こし、肩こりを悪化させる要因となります。特に、肩甲骨周りの筋肉が弱くなると、肩関節の安定性が低下し、肩こりを感じやすくなります。
1.1.5 冷え性
冷え性は、血行不良を招き、筋肉が緊張しやすくなるため、肩こりの原因となります。身体を冷やさないように、温かい服装を心がけたり、温かい飲み物を摂取するなど、冷え性対策も重要です。
1.2 病気が原因で起こる肩こり
肩こりは、単なる筋肉の疲労だけでなく、病気が原因で起こる場合もあります。下記のような症状がある場合は、医療機関への受診を検討しましょう。
1.2.1 肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)
肩関節周囲炎は、肩関節の炎症によって痛みや運動制限が生じる疾患です。肩こりとともに、腕を上げたり回したりする動作が困難になる場合は、肩関節周囲炎の可能性があります。
1.2.2 頸椎椎間板ヘルニア
頸椎椎間板ヘルニアは、頸椎の椎間板が飛び出し、神経を圧迫することで、肩や腕に痛みやしびれを引き起こす疾患です。肩こりに加えて、腕や手のしびれ、感覚異常がある場合は、頸椎椎間板ヘルニアの可能性があります。
1.2.3 狭心症・心筋梗塞
狭心症や心筋梗塞などの心臓疾患は、胸の痛みだけでなく、肩や背中に痛みや違和感として現れることがあります。肩こりとともに、胸の痛みや圧迫感、息苦しさ、動悸などの症状がある場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。
これらの原因以外にも、精神的なストレスや、身体の歪み、内臓の不調なども肩こりの原因となることがあります。また、放っておくと、頭痛や吐き気、自律神経の乱れに繋がる可能性もあるため、早めの対処が重要です。
原因 | 症状 | 放置した場合のリスク |
デスクワーク・スマホ | 肩こり、首こり、頭痛、眼精疲労 | 慢性的な肩こり、自律神経の乱れ、睡眠障害 |
猫背 | 肩こり、首こり、背中の痛み、呼吸が浅くなる | 肩甲骨の可動域低下、内臓機能の低下、姿勢の悪化 |
運動不足 | 肩こり、筋肉の衰え、血行不良 | 肩こりの慢性化、基礎代謝の低下、生活習慣病のリスク増加 |
冷え性 | 肩こり、首こり、腰痛、手足の冷え | 免疫力の低下、自律神経の乱れ、生理不順 |
肩関節周囲炎 | 肩の痛み、運動制限、夜間痛 | 肩関節の拘縮、日常生活への支障 |
頸椎椎間板ヘルニア | 肩こり、首の痛み、腕のしびれ、手の感覚異常 | 神経麻痺、運動障害 |
狭心症・心筋梗塞 | 肩こり、胸の痛み、息苦しさ、動悸 | 心不全、突然死 |
2. 整骨院でできる肩こりの効果的な治療法
肩こりは、現代社会において多くの人が抱える悩みのひとつです。整骨院では、肩こりの原因や症状に合わせて様々な治療法を提供しています。肩こりの根本改善を目指し、つらい症状からの解放をサポートします。
2.1 整骨院での肩こり治療ってどんなことをするの?
整骨院では、問診・視診・触診などを通して肩こりの原因を特定し、患者様一人ひとりに合わせた最適な治療プランを提案します。
肩こりは、姿勢不良、筋肉の緊張、血行不良、ストレスなど様々な要因が複雑に絡み合って発症することが多いため、多角的なアプローチが重要です。
2.2 手技療法(マッサージ・整体など)
手技療法は、国家資格を持つ柔道整復師が施術を行うため、安全で効果的な治療法です。マッサージによって筋肉の緊張を和らげ、血行を促進することで、肩こりの症状を緩和します。
肩甲骨はがしや筋膜リリースといったテクニックを用いることで、肩甲骨の可動域を広げ、肩周りの筋肉の柔軟性を高めます。整体では、骨盤の歪みや姿勢の悪さを矯正することで、肩こりの根本原因にアプローチします。
2.3 電気療法
電気療法では、低周波や高周波の電流を患部に流すことで、筋肉の緊張を緩和し、血行を促進します。痛みを軽減する効果も期待できるため、痛みが強い肩こりの場合にも有効です。
使用する機器には、干渉波、超音波、マイクロ波などがあり、症状に合わせて適切な機器を選択します。
2.4 温熱療法
温熱療法は、患部を温めることで血行を促進し、筋肉の緊張を和らげる効果があります。ホットパックや赤外線治療器などを用います。温めることでリラックス効果も得られるため、心身ともに癒されたい方にもおすすめです。
2.5 運動療法
運動療法では、肩甲骨や肩周りの筋肉を動かすストレッチやエクササイズを指導します。肩こりの再発予防や、根本的な改善に効果的です。自宅でも簡単にできる運動を指導するため、継続しやすいメリットがあります。
治療法 | 効果 | 対象となる症状 |
手技療法 | 筋肉の緊張緩和、血行促進、肩甲骨の可動域拡大 | 肩こり、肩甲骨の動きが悪い、姿勢が悪い |
電気療法 | 筋肉の緊張緩和、血行促進、鎮痛効果 | 肩こり、肩の痛み、首の痛み |
温熱療法 | 血行促進、筋肉の緊張緩和、リラックス効果 | 肩こり、冷え性 |
運動療法 | 肩甲骨や肩周りの筋肉の強化、柔軟性向上 | 肩こり、肩の可動域制限、再発予防 |
これらの治療法は、単独で行う場合もありますが、複数の治療法を組み合わせることで相乗効果が期待できます。 例えば、手技療法で筋肉の緊張を和らげた後に、電気療法で鎮痛効果を高めたり、温熱療法で血行を促進したりといった組み合わせが考えられます。
患者様の状態に合わせて最適な組み合わせを提案しますので、お気軽にご相談ください。
3. 肩こりの原因別、整骨院での施術方法
肩こりの原因は人それぞれ異なり、効果的な施術も異なります。ここでは、いくつかの代表的な原因別に、整骨院で行われる施術方法について解説します。
3.1 デスクワークによる肩こり
長時間のパソコン作業やデスクワークは、肩こりの大きな原因の一つです。同じ姿勢を長時間続けることで、肩や首の筋肉が緊張し、血行不良が起こります。
整骨院では、まず緊張した筋肉を緩めるためのマッサージや手技療法を行います。肩甲骨の動きを改善する施術や、姿勢の矯正も効果的です。猫背気味の方には、姿勢改善のためのストレッチやエクササイズの指導も行います。
具体的には、肩甲挙筋、僧帽筋、菱形筋といった肩周辺の筋肉へのマッサージや、肩甲骨はがし、胸郭のストレッチなどが行われます。肩甲骨の可動域を広げることで、肩周りの筋肉の負担を軽減し、血行を促進します。
また、長時間のデスクワークで硬くなった胸の筋肉を緩めることで、姿勢の改善も期待できます。
3.2 スマホの使いすぎによる肩こり
近年、スマートフォンの普及に伴い、スマホの使いすぎによる肩こりは増加傾向にあります。うつむいた姿勢を長時間続けることで、首や肩に大きな負担がかかり、ストレートネックや肩こりを引き起こします。
整骨院では、首の筋肉の緊張を緩和するためのマッサージや、頚椎の矯正を行います。また、スマホの使用姿勢の指導や、日常生活での注意点などもアドバイスします。
施術方法 | 効果 | 具体的な内容 |
マッサージ | 筋肉の緊張緩和、血行促進 | 後頭下筋群、胸鎖乳突筋、斜角筋など、首から肩にかけての筋肉を丁寧にほぐす |
頚椎矯正 | 頚椎の歪みを整える、神経の圧迫を軽減 | 首の骨のズレを優しく矯正する |
ストレッチ指導 | 柔軟性の向上、姿勢改善 | 首や肩周りのストレッチ方法を指導 |
3.3 猫背による肩こり
猫背は、肩こりの原因となるだけでなく、頭痛や呼吸の浅さなど、様々な体の不調を引き起こす可能性があります。猫背によって肩甲骨が外側に広がり、肩や首の筋肉が常に引っ張られた状態になるため、肩こりが発生しやすくなります。
整骨院では、猫背矯正や姿勢改善のための施術を行います。具体的には、肩甲骨を内側に寄せるためのエクササイズや、背中の筋肉を強化するためのトレーニング指導、骨盤矯正などを行います。
これらの施術によって、正しい姿勢を維持しやすくなり、肩こりの改善だけでなく、体全体のバランスも整えることができます。
バキボキ鳴らすような矯正ではなく、ソフトな矯正で身体の歪みを整えていく施術を行う整骨院もあります。患者さんの状態に合わせて適切な施術方法を選択することが重要です。
また、自宅でできるストレッチやエクササイズを指導することで、施術効果の持続を目指します。
4. 整骨院と整体院、接骨院の違い
肩こりや腰痛など、体の不調を感じた時に「どこに相談すればいいの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。整骨院、整体院、接骨院…似たような名前で混乱してしまいますよね。
実は、これらの施設はそれぞれ異なる特徴を持っています。それぞれの特徴を理解し、ご自身の症状や希望に合った施設を選ぶことが重要です。
4.1 資格・施術内容・保険適用:3つの違いを詳しく解説
整骨院、整体院、接骨院の大きな違いは、施術者の資格、施術内容、そして保険適用の有無です。以下の表で分かりやすく比較してみましょう。
整骨院(柔道整復師) | 整体院 | 接骨院(柔道整復師) | |
資格 | 国家資格である柔道整復師 | 民間資格など様々。無資格での開業も可能 | 国家資格である柔道整復師 |
施術内容 | 骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷などの施術、電気療法、温熱療法、手技療法など | 身体の歪みを整える施術、マッサージ、リラクゼーションなど。店舗によって大きく異なる | 骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷などの施術、電気療法、温熱療法、手技療法など |
保険適用 | 骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷など、急性症状の場合に適用。肩こりの場合は、原因が上記のケガによるもの等の場合に限り適用される。慢性的な肩こりは適用外となる場合が多い。 | 原則として保険適用外 | 骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷など、急性症状の場合に適用。肩こりの場合は、原因が上記のケガによるもの等の場合に限り適用される。慢性的な肩こりは適用外となる場合が多い。 |
その他 | 柔道整復師は、医師の同意があればレントゲン撮影の指示を出すことができるため、骨折や脱臼の疑いがある場合に迅速な対応が可能。 | 店舗や施術者によって提供されるサービス内容が大きく異なるため、事前にホームページなどで確認することが重要。 | 整骨院と接骨院は、名称が違うだけで、資格や業務内容は同じ。柔道整復師が施術を行う。 |
4.2 整骨院(接骨院)を選ぶメリット・デメリット
4.2.1 整骨院(接骨院)のメリット
国家資格保有者による施術を受けられるという安心感があります。また、急性症状の場合、健康保険が適用されるため、費用負担を軽減できます。
さらに、医師の同意があればレントゲン撮影の指示も出せるため、骨折や脱臼などの疑いがある場合も迅速に対応してもらえます。
4.2.2 整骨院(接骨院)のデメリット
慢性的な肩こりの場合は保険適用外となることが多く、費用負担が大きくなる可能性があります。また、施術内容が比較的限定されている場合もあります。
4.3 整体院を選ぶメリット・デメリット
4.3.1 整体院のメリット
リラクゼーション目的のマッサージや、身体の歪みを整える施術など、多様なサービスを提供している点が魅力です。自分に合った施術方法を選べる可能性が高いでしょう。
4.3.2 整体院のデメリット
保険適用外のため、費用負担が大きくなる傾向があります。また、施術者の資格が明確でない場合もあり、技術力にばらつきがある可能性も考慮する必要があります。施術を受ける前に、施術者の資格や経験、施術内容などをしっかり確認することが大切です。
このように、整骨院(接骨院)と整体院にはそれぞれメリット・デメリットがあります。ご自身の症状や希望に合わせて適切な施設を選び、つらい肩こりを解消しましょう。
5. 肩こりの改善に繋がる生活習慣の改善方法
肩こりは、日常生活の習慣が大きく影響します。日々の生活の中で少し意識を変えるだけで、肩こりの改善、そして予防に繋がります。ここでは、具体的な方法を5つご紹介します。
5.1 正しい姿勢を意識する
猫背は肩こりの大きな原因です。頭が前に出て首や肩に負担がかかり、筋肉が緊張しやすくなります。パソコン作業やスマホ操作中は特に姿勢に気をつけ、耳、肩、腰が一直線になるように意識しましょう。
椅子に座る際は、深く腰掛け、背もたれを使うようにしましょう。また、自分に合った高さの机や椅子を選ぶことも大切です。
5.2 適度な運動
運動不足は血行不良を招き、肩こりを悪化させます。軽いウォーキングやストレッチなど、無理のない範囲で体を動かす習慣をつけましょう。肩甲骨を動かす運動は、肩周りの筋肉をほぐす効果があるので特にオススメです。例えば、ラジオ体操や水泳なども効果的です。
5.3 ストレッチ
肩や首、肩甲骨周りのストレッチは、筋肉の緊張を和らげ、血行を促進する効果があります。朝起きた時、お風呂上がり、就寝前など、1日数回行うのが理想です。ストレッチを行う際は、呼吸を止めずにゆっくりと行いましょう。痛みを感じるほど無理に伸ばすのは禁物です。
5.4 湯船につかる
シャワーだけで済ませずに、湯船に浸かる習慣をつけましょう。温かいお湯に浸かることで、血行が促進され、筋肉の緊張が和らぎます。38~40度くらいのぬるめのお湯に15~20分程度浸かるのが効果的です。
入浴剤を使うのも良いでしょう。炭酸ガス入浴剤や、生姜、トウガラシ成分の入った入浴剤は血行促進効果が期待できます。
5.5 質の良い睡眠
睡眠不足は、自律神経のバランスを崩し、筋肉の緊張を高め、肩こりを悪化させる原因となります。毎日同じ時間に寝起きする、寝る前にカフェインを摂らない、寝る1時間前にはスマホやパソコンの画面を見ないなど、質の良い睡眠を得るための工夫をしましょう。
寝具を見直すことも大切です。自分に合った枕やマットレスを選びましょう。
生活習慣 | 具体的な方法 | 期待できる効果 |
正しい姿勢 | 耳、肩、腰を一直線に。自分に合った机や椅子を選ぶ。 | 首、肩への負担軽減 |
適度な運動 | ウォーキング、ラジオ体操、水泳など。 | 血行促進、筋肉の柔軟性向上 |
ストレッチ | 肩、首、肩甲骨周りのストレッチを1日数回。 | 筋肉の緊張緩和、血行促進 |
入浴 | 38~40度のお湯に15~20分程度浸かる。 | 血行促進、筋肉の緩和 |
質の良い睡眠 | 規則正しい睡眠、カフェインを控える、寝る前のスマホを避ける。適切な寝具を選ぶ。 | 自律神経のバランス調整、筋肉の緊張緩和 |
6. 整骨院での肩こり治療、よくある質問
肩こりの治療で整骨院に通院するにあたって、よくある質問をまとめました。疑問を解消して、安心して施術を受けていただけるよう、丁寧にご説明します。
6.1 保険は適用されますか?
肩こりの治療に保険が適用されるかどうかは、その原因によって異なります。原因が明確なケガ(骨折、脱臼、打撲、捻挫)による肩こりの場合は健康保険が適用されます。例えば、転倒して肩を打撲したことが原因で肩こりが発生している場合などです。
しかし、日常生活での姿勢や長時間のデスクワーク、スマホの使いすぎなどによる肩こりは、慢性的な症状とみなされ、健康保険の適用外となります。このような場合は自費診療となりますので、費用について事前に確認しておきましょう。
また、原因が不明な肩こりの場合、まずは医療機関を受診し、診断を受けることが推奨されます。医師の診断に基づき、病気が原因で肩こりが発生している場合は、健康保険が適用される場合もあります。
健康保険の適用可否については、各整骨院によって異なる場合もありますので、不安な場合は事前に電話やホームページで確認することをおすすめします。
6.2 どのくらいの頻度で通院すればいいですか?
肩こりの状態や症状、施術内容によって適切な通院頻度は異なります。症状が重い場合は、最初のうちは週に2~3回の通院が必要な場合もあります。症状が軽快してくるにつれて、週に1回、2週間に1回と間隔を空けていくのが一般的です。
整骨院の先生と相談しながら、ご自身の症状に合った通院頻度を決めていきましょう。無理に通院しすぎる必要はありませんが、間隔が空きすぎると効果が持続しにくくなる場合もあります。
6.3 施術時間はどれくらいですか?
施術時間は、症状や施術内容によって異なりますが、おおよそ30分~1時間程度です。初回はカウンセリングや検査に時間を要するため、少し長くなる場合があります。
2回目以降は、前回の施術内容や経過を確認してから施術に入ります。施術時間は、電気療法や温熱療法などの時間を含めた目安です。症状が重い場合は、施術時間が長くなる場合もあります。
6.4 どんな服装で行けばいいですか?
動きやすい服装で来院することをおすすめします。施術部位に直接触れる必要があるため、スカートやタイトなジーンズなどは避け、ジャージやスウェットなどのゆったりとした服装が適しています。
更衣室が用意されている整骨院も多いので、仕事帰りなどに着替えてから施術を受けたい場合は、事前に確認しておきましょう。
また、施術によっては患部を露出する必要がある場合もあります。気になる方は、下にキャミソールやタンクトップなどを着用しておくと安心です。
6.5 その他、よくある質問
質問 | 回答 |
クレジットカードは使えますか? | 整骨院によって異なります。事前に確認しましょう。多くの整骨院では、各種クレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応しています。 |
駐車場はありますか? | 整骨院によって異なります。近隣にコインパーキングがある場合もあります。車での来院を考えている方は、事前に確認しておきましょう。 |
予約は必要ですか? | 整骨院によって異なります。予約優先制の整骨院も多いので、事前に電話やインターネットで予約しておくとスムーズです。 |
妊娠中でも施術を受けられますか? | 妊娠中の施術は、母体や胎児への影響を考慮する必要があります。必ず妊娠中であることを伝え、施術を受ける前に医師に相談しましょう。マタニティ対応の施術を行っている整骨院もありますので、そういった専門院を選ぶのも一つの方法です。 |
子供連れでも大丈夫ですか? | 整骨院によって異なります。キッズスペースが完備されている整骨院もあります。子供連れでの来院を希望する場合は、事前に確認しておきましょう。 |
7. 肩こり解消に効果的なストレッチ方法
肩こりは、放置すると頭痛や吐き気などの症状を引き起こすだけでなく、自律神経の乱れにも繋がることがあります。日頃からストレッチを行うことで、肩こりの予防・改善に効果が期待できます。
ここでは、自宅で簡単にできる効果的なストレッチ方法をいくつかご紹介します。
7.1 肩甲骨はがしストレッチ
肩甲骨を動かすことで、肩や背中の筋肉をほぐし、血行を促進します。肩甲骨周りの筋肉が硬くなりがちなデスクワークの方にもおすすめです。
7.1.1 基本の肩甲骨はがしストレッチ
両腕を前に伸ばし、手のひらを合わせます。 そのまま両腕を大きく後ろに引き、肩甲骨を寄せます。この動きを10回ほど繰り返します。
7.1.2 応用編:肩甲骨回しストレッチ
両腕を肩の高さまで上げて、肘を90度に曲げます。 肘を固定したまま、肩甲骨を意識して前後に大きく回します。前回し、後ろ回しそれぞれ10回ずつ行います。
7.2 首回しストレッチ
首の筋肉をほぐし、血行を促進することで、肩こりだけでなく、頭痛や眼精疲労の改善にも効果的です。ゆっくりと丁寧に行うことがポイントです。
7.2.1 基本の首回しストレッチ
頭をゆっくりと右に倒し、そのまま顎を肩に近づけるように回します。 首の後ろが伸びているのを感じながら、5秒ほどキープします。反対側も同様に行います。左右交互に3回ずつ行います。
7.2.2 応用編:首の斜めストレッチ
右手を左側の頭部に添え、頭を右斜め前に倒します。 首の左側の筋肉が伸びているのを感じながら、5秒ほどキープします。反対側も同様に行います。左右交互に3回ずつ行います。
7.3 腕回しストレッチ
肩甲骨と肩関節周りの筋肉をほぐすことで、肩こりの改善に繋がります。大きく円を描くように動かすのがポイントです。
7.3.1 前回しストレッチ
両腕を肩の高さまで上げて、手のひらを下に向けます。 肘を伸ばしたまま、腕を大きく前回しに10回回します。その後、後ろ回しを10回行います。
7.3.2 肘回しストレッチ
両腕を肩の高さまで上げて、肘を90度に曲げます。 肘を大きく前回しに10回、後ろ回しを10回行います。
7.4 タオルを使ったストレッチ
タオルを使うことで、より効果的に肩甲骨や肩周りの筋肉をストレッチすることができます。
7.4.1 タオルを使った肩甲骨はがしストレッチ
タオルの両端を持ち、頭の上を通して背中に回します。 タオルを上下に動かし、肩甲骨を寄せたり広げたりする動きを繰り返します。10回ほど行います。
7.4.2 タオルを使った肩回しストレッチ
タオルを肩幅より少し広めに持ち、頭の上で持ちます。 タオルを引っ張りながら、腕をゆっくりと後ろに回します。10回ほど行います。
7.5 ストレッチの注意点
ストレッチを行う際の注意点をまとめました。正しく行うことで、効果的に肩こりを改善・予防することができます。
注意点 | 詳細 |
呼吸を止めない | ストレッチ中は、深呼吸を意識しながら行うことが大切です。呼吸を止めてしまうと、筋肉が緊張しやすくなり、効果が半減してしまいます。 |
反動をつけない | ゆっくりとした動作で行うようにしましょう。反動をつけてしまうと、筋肉を傷める可能性があります。 |
痛みを感じたらすぐに中止する | 無理やりストレッチを行うと、逆効果になる可能性があります。痛みを感じた場合は、すぐに中止し、様子を見ましょう。 |
毎日継続する | 1回行っただけでは効果はあまり期待できません。毎日継続して行うことで、肩こりの改善に繋がります。 |
これらのストレッチは、肩こりの改善に効果的ですが、症状が重い場合や長引く場合は、医療機関への受診をおすすめします。自己判断で放置せず、専門家のアドバイスを受けるようにしましょう。
8. まとめ
肩こりは、デスクワークやスマホの使いすぎ、猫背などの日常生活の習慣や、運動不足、冷え性といった様々な要因によって引き起こされます。また、肩関節周囲炎や頸椎椎間板ヘルニアなどの疾患が原因となる場合もあります。
放っておくと慢性化し、頭痛やめまい、吐き気などを引き起こす可能性もあるため、早めの対処が重要です。
肩こりの改善には、整骨院での施術が効果的です。整骨院では、手技療法、電気療法、温熱療法、運動療法など、症状に合わせた様々な治療法を提供しています。原因別に適切な施術を受けることで、より効果的に肩こりを解消することができます。
例えば、デスクワークによる肩こりには、肩甲骨はがしや首回しストレッチが有効です。また、日常生活における姿勢の改善や適度な運動、ストレッチ、湯船につかる、質の良い睡眠を確保するなどの生活習慣の改善も重要です。
整骨院を選ぶ際には、整体院や接骨院との違いを理解しておくことも大切です。整骨院は国家資格を持つ柔道整復師が施術を行い、健康保険の適用が可能です。つらい肩こりに悩んでいる方は、ぜひお近くの整骨院に相談し、適切な治療と生活習慣の改善に取り組んでみましょう。
あなたへのオススメ記事
- 治療について肩こり鍼治療、本当に効果ある?辛かった私が体験して感じた効果と注意点
- 健康について肩こり頭痛の原因とセルフケア|整骨院のプロが教える効果的な改善策
- 治療について,日常について冬の隠れ脱水に注意
診療時間
受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
09:00~12:30 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ー |
15:00~19:30 | ● | ● | ー | ● | ● | ー | ー |
■ 休診日 日曜・祝日・水曜午後・土曜午後
〒537-0002
大阪府大阪市東成区深江南1丁目13−4
シャトーブラン BI HORIE 1F